こんにちは、ネムノです。
アコギ(アコースティックギター)を買いたいけどアパートだから音の大きさが心配、騒音対策をするとしても何を買えばいいかわからない、と悩んでいませんか?
新しい趣味を始めようと思いアコギを買っても、近隣から「うるさい」と苦情が来てしまうと練習できなくなってしまいます。
でもカラオケやスタジオで練習しようにも移動や手続きが面倒だし、始めたばかりだから人に見られたり聞かれたりするのは恥ずかしい…
そう考えているうちに時間は過ぎていき、せっかく買ったアコギが家具と化してしまったら悲しいですよね。
そんな人に、私も実際に購入して使用しているサイレントギター「YAMAHA SLG200S」を紹介します。

YAMAHA SLG200Sは
- 静かな音で周りを気にせず練習できる
- イヤホン(ヘッドホン)を挿せばアコギの音が聞こえる
- 見た目がいい
- (アコギが上達した時には、ライブ活動にも対応できる!)
と、これからアコギを始めたい人におすすめです!
私はYAMAHA SLG200Sで、2022年1月から現在までずっと練習中!
サイレントギターとは?
サイレントギターとは名前の通り演奏時の音が静かなギターのことです。
普通のアコギには弦の音を共鳴・増幅させるためのボディがありますが、サイレントギターにはそれがありません。
またサイレントギターはエレアコ(エレクトリックアコースティックギター)のように、ケーブルを繋げばスピーカーからアコギの音が出せるので
スタジオにもステージにも対応できるものになっています。
だから、いつもでもどこでも気兼ねなく演奏できるよ!
なぜYAMAHA SLG200Sを買ったのか
「おうち時間」暇すぎ問題
新型コロナが流行りだしてからしばらくした2022年1月…
「みんなできるだけお家にいましょうね〜!」の雰囲気に慣れはしたんですけど
んまあ〜〜暇!
なんかいい暇つぶしないかな〜!ゲームもちょっと飽きてきたな〜!って時に、テレビでギターを始める人が増えているというのを聞き
学生時代、アコギを弾けるようになりたいと思っていたことを思い出しました。
カラオケ大好きだけど毎日行くのはお金がかかりずぎる…自分で演奏できるようになろう!という気持ちもあったよ
アコギを弾くには気を遣う
この機会にアコギを始めるぞ〜!となったはいいんですが、私の住んでいる環境が
- 賃貸アパート住み
- 両隣室は子あり家族(赤ちゃん)
- 同棲中
という状況で、周りを気にせず演奏できるものではなく…。
でもアコギやりたーい!!
なんとか方法を探そう!と消音グッズを調べ始めました。
消音グッズに惹かれなかった
アコギの音を小さくする消音グッズを探し始めたのはいいんですが、どれもそこまで音が小さくなるわけではないし、アコギの音を楽しめないことにモヤモヤしていました。
- サウンドホールカバー
- ギターミュート
- サイレントピック
- アコギの本体に空いている穴にはめて使うもの
- アコギによっては穴が合わない場合もある
- 本来は音を小さくするためのものではない
- 消音効果は体感で30〜40%くらい
アコギの穴のサイズが合わない可能性があることと、消音効果がちょっと足りないことから購入に至らず
- アコギの弦を挟んで使うもの
- 音の伸びを消す効果の結果、音が小さくなる
- 消音効果は体感で70%くらい
アコギの音が好きなので、音が変わってしまうのがどうしても気になり購入に至らず
- めちゃくちゃ柔らかいピック
- アコギへの取り付けが不要なため手軽
- アコギのストローク(ジャカジャカ弾くやつ)専用ピック
- 消音効果は体感で90%くらい
私の中で一番手軽に感じられ、消音効果も高く、音の劣化も少ないことから購入しようかと思ったがストローク専用ピックということが気になり購入に至らず
いやわがまま!!
もうね、何かを犠牲にしなきゃ何もできないと思ってたんですが、どうしても納得できなくてですね…
何かいい方法はないのか、何かいいグッズはないのか、探した結果サイレントギターにたどり着き
えっ、ギターそのものが静かなのいいやん…
コレ…めっちゃいいやん!!!!!
ってなって購入に至りました。
YAMAHA SLG200Sの良いところ
YAMAHA SLG200Sの良いところは、
- ボディが薄いから演奏しやすい
- ボディがないからめちゃ軽い
- 独創的なデザインがかっこいい
- 夜間でも家族がいても演奏できる静かな音色
それぞれ解説していきます。
ボディが薄いから演奏しやすい
普通のアコギは結構厚みがありますが、YAMAHA SLG200Sはエレキギターのように厚みが少なく、演奏しやすいです。


購入前に楽器店で普通のアコギとYAMAHA SLG200Sとを持ち比べさせてもらったのですが、私はYAMAHA SLG200Sの方が抱えやすくて好きでした!
ボディがないからめちゃ軽い

枠の中は透明な板がはまっているわけではなく、完全に空洞になっています。
なのでとっても軽い!
あと分解できて幅が約半分になるので、普通のアコギより断然持ち運びしやすい!
私は家の中でしか使用しませんが、持ち運びする予定のある方には負担を減らすポイントになるんじゃないでしょうか。
独創的なデザインがかっこいい
このね…サイレントギターの見た目の良さが本当にツボで…
めちゃくちゃ推したいんですよ…

ねえ、やばくない?
しゃれおつ!!!!
見た目を気に入ってるから何度も触れたくなる→練習したくなる→上達する→楽しくなる
というルートに入るので、私は1ヶ月くらいで(ある程度)1曲弾けるようになりました。
そうなったらこっちのもん!マジで演奏するのが楽しすぎる!
夜間でも家族がいても演奏できる静かな音色
音の静かさについては使用し始めた当初から私も感じていて、
なんとこのYAMAHA SLG200S、一般的なアコギの約18%の音量しか出ないのです!
でもぶっちゃけ数字で言われてもわからん!!
ということで、比較動画を探してきました。
こんな感じ。
どうでしょう…ピックで弾くと音がちょっと大きくなるんですが、私はそれでもかなり小さいんじゃないかと思います。
体感では、テレビの音の方が大きいなと感じるくらいです。
始めたばかりで下手っぴな演奏も響かないので、気軽に楽しむことができてます!
YAMAHA SLG200Sのイマイチなところ
私が感じるYAMAHA SLG200Sのイマイチなところは
- お値段ちょっと高め
- ボディを叩く演奏(スラム奏法)ができない
- 練習する時にはイヤホン(ヘッドホン)必須
私は音の大きさと見た目に惹かれまくっているのであまりデメリットに感じませんが、あえて挙げるなら以上の3点です。
お値段ちょっと高め
いろいろ調べてみると、初心者のアコギは大体3万円を超えるくらいでおすすめされていることが多いのですが、YAMAHA SLG200Sはその倍くらいします…。
「よお〜し!コロナでおうち時間増えるし、新しい趣味でアコギ始めちゃうゾ〜☆」
で簡単に買える金額ではないところが…ちょっと残念…
私は…ボーナスで買いました…!
え、ちょっとお高いよね…?私の基準がおかしい説ある…!?
でもその分、ずっと大事にしていきたいし、アコギを上手に弾けるようになってやる!と決意できたのでインテリアとか化さずにすんでいます。
ボディを叩く演奏(スラム奏法)ができない
スラム奏法ってこんなやつ!
かっちょい…(かっこいい)
アコギのボディを叩くことでパーカッションの音を出し、1人で演奏してるとは思えない厚みを出せるんだとかなんとか…
YAMAHA SLG200S(サイレントギター)には叩けるボディがないので、このスラム奏法ができません。
私は弾き語りがしたいだけなので、YAMAHA SLG200Sで十分でした。
練習する時にはイヤホン(ヘッドホン)必須
私はこれに気づかず(面倒臭さもあって)しばらくイヤホンなしの生音のみで練習してたんですが、イヤホンはマジでした方がいい!!!
なぜなら、YAMAHA SLG200Sの音が小さいゆえに、コードをちゃんと弾けているか確認できないから。
生音ではちゃんと弾けてるように聞こえても、イヤホンを通して聴くと弾いちゃいけない弦も一緒に鳴らしてるのが分かります。
あれ?なんか余計な音聞こえてない?あれ?!こんなはずでは!!ってなります。
だからイヤホンは面倒臭くても絶対して!
私がズボラすぎる説、めちゃめちゃある。
まとめ:大きな音を出せない環境でもアコギを始めたい人にYAMAHA SLG200Sはおすすめです!
YAMAHA SLG200Sは、音も小さくて弾きやすいし、見た目も素敵なおすすめのサイレントギターです!
話し声やテレビの音が隣の部屋に聞こえない、問題なく過ごせている人であれば、大きな声で歌わなければ問題ないのではないでしょうか。
私も実際使用していて、ストレスなく練習できています!
- アコギを始めたいけど賃貸住みで大きな音が出せない方
- 家族に楽器の音で迷惑をかけたくない方
- ちょっと変わったかっこいいアコギが欲しい方
は、ぜひ検討してみてください!
それでは今回はこの辺で。またね!